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M・A・D【BUCK-TICK】

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Jan 3, 2026
4:35

BUCK-TICKの楽曲「M・A・D」1991年 「狂気」や「混乱」を抱えながら、その中で愛や真実を求める人間の葛藤を描いている。  タイトルの「M・A・D」は、単なる「狂っている(Mad)」という意味に加え、当時の世界情勢(冷戦下の軍事戦略「相互確証破壊(Mutual Assured Destruction)」の略称)とのダブルミーニングであるという説もファンの間で根強く語られています。歌詞全体を通して、自分の中の「狂気」や制御できない感情に翻弄されながらも、誰かを強く求める(愛や救いへの渇望)様子が表現されています。この曲が収録されたアルバム『狂った太陽』は、ボーカルの櫻井敦司が個人的な喪失(母の死)などを経て、より死生観や内面の闇を深く掘り下げるようになった時期の作品です。そのため、歌詞には「単なるパンク的な攻撃性」ではなく、「崩壊していく精神の脆さと美しさ」が込められています。「狂った太陽」というキーワードに象徴されるように、正気を失った世界(または自己)の中で、何が正解か分からないまま突き進む空虚な高揚感が描かれています。  この曲はBUCK-TICKがビジュアル系ロックから、より耽美的かつ重厚な音楽性へと進化する転換点を示す重要な一曲とされています。  🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵 結局、自分のことを書くしかないなって思ったんですよ。今までカッコばっかりで、スタイルを追ってきたけれど、中身は薄っぺらだなって。で、なんかね、そういうんじゃなくて……、情熱みたいなものをグーッと出したい。とにかく自分のことで、そういう部分を出したい気持ちだった。 櫻井敦司 B-PASS 1991年3月号 櫻井は本作の歌詞において、自身の弱さをさらけ出すことで内に秘める情熱を表現したかったと述べたほか、それ以前は着飾った言葉を使用することで他者より優位に立てると思っていたが、その手法に疑問を感じて人の目を気にせず自らが持っている言葉だけで表現することを決定し、それによって「興奮とか刺激を自分自身にけしかけてみたかった」と述べている。 それ以外にもなるべく英語を使用せず日本語にこだわったとも述べており、「スピード」の歌詞中にある「女の子 男の子」という歌詞が郷ひろみを彷彿させるとインタビュアーから問われた櫻井は、「蝶になれ 花になれ」という部分を引用し山本リンダであると自ら述べている。収録曲の「JUPITER」および「さくら」は前年に死去した櫻井の母の死を題材とした曲であり、レコーディング前の時期に櫻井は酔った状態で実家に電話し、母の死去を忘れていたために母が電話に出ないことで一瞬戸惑ってしまうようなことも度々あったと述べている。 当初櫻井は私的な内容を歌詞にすることにためらいがあったが、時が過ぎて忘れてしまうことを嫌悪した結果、今井および星野が作曲した前述の2曲を使用して作品として残しておきたかったとも述べている。櫻井は母が「偉大な存在だった」として母親のメタファーとして「太陽」という言葉を使用し、また全体の歌詞に関しては村上龍の小説『コインロッカー・ベイビーズ』(1980年)のようであると述べている[8]。今井は本作における櫻井の歌詞に関して、「ガラッと変わったって感じ。すごい生々しい感触があった」と述べている。 本作では星野英彦が作曲した曲が4曲目から6曲目まで3曲連続で収録されており、この曲順は今井が決定した。 星野の制作曲はバラードからロックンロール、タンゴやワルツなどバラエティに富んでおり、3曲ともメロディではなくリズム先行で制作されたと述べている。 今井は本作収録曲すべてがイメージ通りに制作出来たと述べたほか、自身のギタープレイにも不満はなく、完成から時間を置いてもほとんど未練がない状態であったと述べている。 書籍『BUCK-TICK ~since 1985-2011~ 史上最強のROCK BAND』では、「ジーザス・ジョーンズばりの打ち込みを導入したそのスリリングな音作りは、彼らの新たな可能性の扉を大きく開けて見せた」と記されている。 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

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