MZ-700のQD I/Fは本体の拡張バスコネクタに直接装着するため、拡張I/Oボックスを接続することができず、他のI/Fと併用することができません。
しかし、QDブートROMはFDブートROMが存在する前提で設計されており、両方のROMも共存可能です。
そこで、純正パーツを組み合わせてFDとQDが同時につながっているシステムを組んでみました。構成は次のとおりです。
MZ-700
+MZ-1U03(MZ-700用拡張I/Oボックス、3スロット)
+MZ-1E19(MZ-800用QD I/Fボード)
+MZ-1R12(MZ-700/2000用拡張RAMボード)
+MZ-1E14(MZ-700用QD I/Fボード、このブートROMをMZ-1R12に装着する)
+MZ-1F07(MZシリーズ用FDD+I/Fセット)
+MZ-2Z009(MZ-700用DISK BASIC、ブートROMが付属している)
動画ではまず電源を投入し、
1)FDだけをセットしてリセット→DISK BASICが起動
2)QDだけをセットしてリセット→QD BASICが起動
3)FD・QD両方をセットしてリセット→DISK BASICが起動
4)FD・QD両方をセットして"Q"を押しながらリセット→QD BASICが起動
と進みます。
なおMZ-700ではDISK BASICもQD BASICも実態は同じ物なので、DISK BASICからQDをアクセスできますし、QD BASICからFDをアクセスできます。
FDを優先してブートしていること、Qキーをブート時にチェックすることで起動順位を変更していることなど、一連の動作は全てQDブートROMの機能で実現されています。