本作はチェロの人工ハーモニクスの響きによって構成されている。一般に人工ハーモニクスは特定の倍音を鳴らすために用いられるが、本作では弦の通常触れない位置に触れることで、予期せぬノイズを引き出している。作曲者自身がチェロを演奏する中で「綺麗ではあるが誤った音」として鳴っていた響きを、積極的に素材として用いた。曲名は、空中にきらめく微粒子のような音の連なりを、妖精が舞うときに散らす粉になぞらえている。 演奏:北嶋愛季 2026年4月11日 民謡藤栄会本部(愛知県名古屋市)にて
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