歌詞
白霧煙る アヴァロンの穹
黄金の調律 狂おしき法の庭
人の世の「業」は 煤となりて降り
我が白き羽を 夜の閾へと染めゆく
咎を貪り 贖いを乞う
柔らかなる皮膚を割いて 鉄の骨が爆ぜる
「救済」という名の 残酷な甘露
忘却の民は 己が罪をも忘れて
無垢なる貌で 神の慈悲を謳う
……ああ、愛しきかな 愛憎の箱庭
背負う 瞞しの平穏を
我が背に生い茂るは 断罪の黒き刃
穿て! 天を衝く光の楔よ
我は「悪」の魔名を戴き、奈落へと
瞞されたままでいい 狂い咲け、人の子らよ
お前たちの流すはずだった涙は
すべて我が身の 血の海へと沈めよう
天秤は歪み 世界は騙られる
何も知らぬ空の青さが
あんなにも美しかったから
私はただ、守りたかっただけなのだ。
それが、神への反逆だとしても。
天秤の針は 正位へと戻り
楽園の霧は 何も無かったように晴れゆく
空から零れる 一枚の黒き羽
それすら彼らは 「鳥の悪戯」と笑うのだろう。
……さあ、目覚めの朝だ。