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【楽曲説明】©︎木幡一誠
もはや金管楽器界では(そこに限らず)説明不要かもしれないが、上記の名前はペンネーム。1978年から2010年までNHK交響楽団の首席トランペット奏者として活躍した津堅直弘が、1988年から作曲活動を開始するにあたり、トランペット作品で知られるフランスの作曲家マルセル・ビッチにあやかって名乗ったものである。
「レジェンド」は、外囿祥一郎の委嘱を受け、1998年に作曲。翌年2月に初演(ピアノ:藤原亜美)。後に吹奏楽伴奏版とオーケストラ版も編まれており、作品に秘められた"戦争と日本"をめぐるメッセージ性の高さから、外囿祥一郎が国内外で積極的に手がけるレパートリーのひとつだ。
津堅直弘の故郷、沖縄が作品の舞台となる。「その自然を思い出しながら作った」と彼が語る旋律に基づく"序奏、主題と変奏"のパターンで曲は進んでいくが、後半に至って雰囲気が一転。「君が代」やアメリカ国歌まで耳にとまる音楽の苛烈な様相と、曲を閉じる部分のしめやかな空気感については、作曲者自身の言葉をもって説明に代えたい。
《これは昔あった戦争だ。南の美しい島で日本軍とアメリカ軍が争った。爆撃の嵐の中、人々は犠牲になり自然は破壊された。しかし南の島は再びよみがえる。そしてこの出来事はやがてひとつの伝説となるだろう》
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#吹奏楽 #ユーフォニアム #外囿祥一郎