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朝の霧を抜けて
細い道をのぼる
靴の底に石の音
息が白くほどける
背中の荷は重い
でも足は止まらない
見上げた空の先に
まだ名前のない場所
風が強くなるたび
心まで試される
一歩ごとに近づく
あの稜線へ
高山
高山
まだ上へ行ける
高山
高山
この胸は燃える
転んでも
泥だらけでも
ここで終われない
高山
高山
おまえを越えてく
手すりのない岩場
指先に汗がにじむ
振り返れば遠い街
もう小さな影になる
誰かの声がなくても
自分で選んだ道
震える膝を抱いて
今日の自分を超える
雲が切れるたびに
景色は変わっていく
あきらめを置いていく
あの稜線へ
高山
高山
まだ上へ行ける
高山
高山
この胸は燃える
転んでも
泥だらけでも
ここで終われない
高山
高山
おまえを越えてく
頂の手前で
世界が静かになる
ひとりじゃないみたいに
空が肩を叩く
ここまで来た足で
次の一歩を踏む
名前のない強さが
いま目を覚ます
高山
高山
まだ上へ行ける
高山
高山
この胸は燃える
雪に咲く
熱い呼吸で
朝をつかまえる
高山
高山
おまえを越えてく