湖畔電車の終着駅名標
朝霧の淡い光が水面に映る青空鏡
石畳の道を歩く足音の静かな響き
ワリに到着し、心拍数が上がる
遠くに比良山の重なり合うシルエット
風に揺れる松の葉の低いざわめき
古都の神社の真紅の鳥居、時の流れ
手を合わせた瞬間、今が透けて見える
静かな桟橋、湖面に息づく
循環する想いの波紋が広がる
都会の喧騒の中で、記憶が遠ざかる
ここの時間はゆっくりと流れる
帰り道の車窓から見る夕焼けのオレンジ色の輝き
体の中で雨と光が降り注ぐ一日
ワリへの旅路で起こるささやかな革命
心の奥底に秘められた静寂を取り戻す