中島みゆきさんみたいなイメージで作りました。
[Verse 1]
机の引き出しの奥に
セピアに灼けた便箋がひとつ
あなたへ宛てた最後の言葉は
切手も貼られず眠っていた
[Verse 2]
書いては消して 消しては書いて
そうしているうち季節が過ぎて
ポストの前で立ち止まるたびに
冬がひとつずつ重なった
[Chorus]
愛してると 書けばよかった
ただそれだけのことだったのに
誰のためでもなく自分のために
出せなかった恋文がある
[Verse 3]
あなたは今ごろ誰かの肩に
そっと頭を預けているのでしょう
私のことなど忘れた頃に
私は今も書き続けている
[Verse 4]
便箋の罫線の隙間に
零れて落ちる小さな嘘
本当のことを書いてしまえば
私が私でなくなりそうで
[Chorus]
愛していると 言えばよかった
たったひとことの勇気がなくて
あの日の私を抱きしめたいよ
出せなかった恋文がある
[Bridge]
郵便屋さんが鈴を鳴らして
今日もどこかの幸せを運ぶ
私の中の十九の私が
今もペンを握ったまま
[Final Chorus]
愛していたと 書いてしまおう
過去形にすれば許される気がして
燃やしてしまえばいいのに燃やせない
それが恋文というものでしょう
それが女というものでしょう